ルート配送とはどんな仕事?女性も活躍する仕事内容や給料事情を紹介

運送業関連の求人について調べていると「ルート配送」という言葉をよく見かけませんか?

ルート配送とは一般的な運送業とはどう違うのか、などと気になるところはたくさんあると思います。

そこで今回はそのルート配送という業種について一般的な運送業との違いや仕事内容に給料、やりがいや働くうえでのメリットなどをまとめてご紹介していきたいと思います!

 


ルート配送とは?

 

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ルート配送というのは契約している店舗や会社、個人のお客様宅などに荷物を配達していくお仕事になります。

通常の宅急便などの運送業務は毎回届ける先が異なってきますが、ルート配送はあらかじめ決められたルートに沿って配達していく形になります。

例えば、あちこちのコンビニに商品を配送してまわっているのもルート配送にあたります。

毎日決められたコースをまわって淡々と配達していくスタイルですので他の業種よりドライバーさんにかかる負担は比較的少ないのが特徴です。


 

ルート配送の仕事内容とは

 

宅配便配達員とトラックのイラスト

ルート配送とは前述したとおり契約している企業や店舗に商品を配送していくのがメインの仕事内容になります。

コンビニやスーパーの他にも個人のお客様宅に配達する場合もあります。

最近多いウォーターサーバーの水の配達などもそうですし、内容は様々で幅広い職種があります。

 

ルート配送業務のだいたいの仕事の流れ

 

7:00〜8:00

<出社・点呼> ・・・ 会社に出社し点呼を行います。アルコールチェックなどを済ませたらその日のルートや商品をしっかり確認し、商品をトラックに積み込みます。(食品を取り扱う場合もありますので賞味期限なども確認する必要もあります。)

 

8:00〜12:00

<配送> ・・・ 確認したルートに沿って配送をしていきます。朝方は道も混みやすいので道路の状況もあらかじめしっかり確認しておきましょう。

 

12:00〜13:00

<昼休憩> ・・・ ここで昼食を済ませたり、午後のルートも確認をしておきましょう。ドライバーは基本的にひとりの仕事なので休憩を取る時間やタイミングは各々で調節しましょう。

 

13:00〜17:00

<配送> ・・・ 昼に確認したとおり配送作業を進めます。

 

17:00〜18:00

<帰社> ・・・ 会社に帰ったら再び点呼を行い、明日の作業の確認を行ったり車の片付けや洗車をします。

 

以上がルート配送ドライバーの仕事の一日の流れになります。

もちろん働く会社によって異なってきますのであくまでひとつの例としてあげさせていただきました。

 

運送業は労働時間が長かったりプライベートの時間を取りにくいイメージがありますが、働く時間もルートが決まっているぶん、ある程度決まった時間やシフトでの仕事になるので休みもしっかり取れたり自分の予定も立てやすい会社が多いのがポイントです。

深夜帯や早朝に配達をする現場もありますが、そのような場合は単価も良かったりというメリットもあるのでそのあたりは自分に合った働き方を選んで始めるのがいいかもしれません。

 


 

ルート配送の年収は?平均給料は仕事内容で異なるのか

 

お金(お札)が飛んでいくイラスト

ルート配送のドライバーは歩合で働く他の運送業に比べて月に100万を越えるような高額な収入を望むことはできませんが、安定した給料を稼ぐことができます。

ノルマのようなものもなく、その日の配達分さえ終わってしまえばひと月に運ばなければならない数字のノルマなどはありません。

一般的なルート配送業務の収入例を紹介します。

 

◆コンビニやスーパー

だいたい月に25万〜40万くらいが相場のようです。

しかし運ぶ時間が深夜や早朝になるケースもあるのでその場合は給料もそのぶん多くなります。

 

◆自動販売機

こちらは月に20万〜35万くらいが相場です。

深夜に運ぶことはあまりないようです。

自動販売機だけでなく、スーパーやコンビニにも商品を運ぶこともあります。

 

このようにルート配送の一般的な業種だと月に20万から40万。

年収に換算すると350万から450万くらいが目安になります。

 

中型免許や大型の免許を持っていると担当する仕事の幅も広がり、それにともなって給料も上がっていきますので転職を考えている人は資格の取得も考えてみるといいかもしれません。

実際には会社の経営状況や規模によって収入は違ってきますが今はドライバー不足で悩んでいる会社も多いので転職しやすく、初めからそこそこの給料を安定してもらいやすいとはいえます。

 


ルート配送で働くためには?

 

ルート配送のドライバーとして働くにはまず働きたい会社での「必要な資格」を確認しましょう。

当たり前ですが、中型のトラックを運転するのに中型免許を持っていなければ話になりません。

中には資格なしで始められる会社もありますが、そうすると最初の給料はかなり少ないです。

未経験でも初めは他のドライバーさんの隣に座って仕事を覚えていって、のちのち資格の取得を目指すというパターンもあります。

基本的に配送業の求人では必要な資格をすでに持っている方を募集している場合がほとんどですので、転職を考えている人は働ける会社の幅も広がるのであらかじめ資格は取っておくのがよいでしょう。

普通免許でも働ける会社もたくさんありますので気になる会社があればまずは必要な資格の確認をすることが第一です。

 

そしてもうひとつ確認しなければならないのは「取り扱う商品」です。

コンビニや自動販売機などの配送業務であれば比較的重たい荷物は少ないですが、色々な企業などを回って資材などを運搬する場合は重たい荷物を一日に何件も運ばなければならない場合もあります。

そうすると、腰痛などの持病を持っている方や重たい物を運ぶ自信のない人には向いていないと思います。

ですので運ぶ商品が自分でもしっかり運ぶことが可能なのか、それを確認しておくこともとても重要です。

 

このようにルート配送という仕事自体はあまり複雑なものではありませんが必要な資格だったり、運ぶ商品だったりと業種自体は様々ですので自分に向いているのか、向いていないのかをしっかり見極めて転職先を探してみるのがいいかもしれません。

 


まとめ

 

今回は配送業のなかのルート配送という業務について説明させていただきました!

基本的にこの仕事というのはやること自体はとてもシンプルです。

さらに過酷な現場も少なく、運送業の中でもとりわけ働きやすい仕事だと思います。

車を運転するのは好きだし運送業にも興味はあるけど大変そうだし1日に100件、200件の荷物を運ぶというのは正直厳しい。なんて人に向いているのがこのルート配送ドライバーです。

一般的なサラリーマンのように決められた時間の中で、決められた仕事を淡々とこなしていく形なので、プライベートな時間も取りやすく家族との時間を大切にしたいなどという方には大変オススメです。

給料も件数によって左右にされたりノルマのようなものも無いところが多いので安定しています。

 


 

この仕事は運送業の中でも私たちの生活にもっとも関わりの深いお仕事です。

個人として直接商品をやり取りすることはあまりないかもしれませんが買い物で使うコンビニやスーパー、自動販売機などの生活のいたるところでこのルート配送ドライバーは活躍しています。

 

これを読んでルート配送に興味をもったり、転職を考えていて他にも聞きたいことなどがある方はご相談に乗ります!

弊社ではルート配送に限らず、軽貨物運送などの様々のお仕事もご紹介できますので気軽にご相談ください!

 

リクルート

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